はい、三冬月と申します。
あなたは利息について考えたことがありますか。
私は、利息や手数料はできるだけ減らせるように頑張っているつもりです。
例えば、ATM手数料やクレジットカードの分割払いは基本的に0に抑えるようにしています。
でも、住宅ローンやカーローンだと、高額で0に抑えるのも難しいと思いますが、支払方法でも違いがあったりするんですね。
今回は、元利均等返済・元金均等返済についてお話していきたいと思います。
◆ラインナップ◆
1.利息について |
まず、2つの返済方法をお話しする前にお話ししたいことがあります。
基本的には支払った金額については、優先的に利息部分に充てられ、残りの部分が元々の借りた部分に充てられます。
例えば「利息が10.000円あり、30,000円を払いました」という場合だと10,000円の利息が消えて、20,000円を元々借りていた部分から返済される…という感じですね。
この話を基に返済方法2つを見ていただきたいと思います。
2.元利均等返済 |
元利均等返済は、元金(元々の借りたお金部分)と利息の足した金額が一定になるように支払うのがこちらです。
例えば「毎月80,000円支払うよ」という場合には、両方足した金額が80,000円になるので、最初のうちは利息部分に多く支払いが充てられることになります。
利息や状況によって変わると思いますが、イメージはこんな感じですね。
青が元金(借りているお金の部分)で赤が利息部分になります。
最初のころは利息部分に充てられるのがわかっていただけると思います。
3.元金均等返済 |
元金均等返済は、元金(元々の借りたお金部分)を一定に支払うようにして、利息部分を追加で払うような感じです。
例えば「毎月元金を70,000円支払うよ」という場合には、70,000円と利息を支払うという感じになります。
利息や状況によって変わると思いますが、イメージはこんな感じですね。
こちらも青が元金(借りているお金の部分)で赤が利息部分になります。
最初の負担は大きいですが、最後のほうは利息が少ないため、支払額も元利均等返済より少なくなります。
4.比較 |
この元利均等返済と元金均等返済を比べた時、元利均等返済のほうが支払いが多くなります。
例えばですが、借りたお金が3,000万円、利息1.3%、返済回数35回で考えた場合ですが、
元利均等返済の場合:37,532,064円
元金均等返済の場合:37,020,000円
このように合計の支払額に50万円も差が出ることがわかります。
ただ一方で、最初の返済額が
元利均等返済の場合:1,072,345円
元金均等返済の場合:1,247,143円
と元金均等返済が17万円も多く負担がかかるのも事実となります。
そのため、負担や利息などを考えて両方の見積もりなどを出してから、返済方法を考えていただければと思います。
いかがでしたでしょうか。
今回は2つの返済方法についてお話していきましたけど、
まとめでお話ししたものはフラット35を、ちょっと意識して調べた時に出てきた最低利息側のものなんですけど、35年間を行うと35×12の420マスを使用しないといけないので、すみませんが35回払いとさせていただきました。
そのため35年払いとは違いますので、あらかじめご留意をお願いします。
ただ計算してみて思ったのは、最低利息でもプラス700万円を考えると、非常に大きい金額だと改めて実感しました。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
また次回も来ていただけますと嬉しいです。
お相手は三冬月でした。