はい、三冬月と申します。
あなたは雇用保険について知っていますか。
失業してしまった場合に、給付を貰ったりすることができるのですけど、十分ではないと思いますが、知っているのと知っていないのでは不安が大きく違うと思います。
私自身、ただ0になると思っているのと、少しでももらえると知ってからとは違っていたりします。
そんなわけで今回は、雇用保険の給付についてお話していきたいと思います。
雇用保険の給付についてですが、
この順番でお話していきたいと思います。
1.条件 |
基本的には離職される前2年以内に、雇用保険の加入期間が12か月あることとなります。
例外もあって倒産や解雇などになった場合は離職される前1年以内に6か月間の加入が必要となりますね。
2.金額について |
①退職前6か月(賞与・残業代・手当除く)のお給料に、6か月分(180日)を割って、賃金日額を求める
②①で出した賃金日額に給付率を掛ける(上限の場合は上限額になります)
これで出すことができます。
例えば、月30万円もらっている方であれば、
①(月額)30万円×6(か月)÷180(日)=1万円
②1万円×80~50%(給付率)=8,000円~5,000円
3.日数について |
給付期間については、
①自己都合なのか会社都合なのか
②雇用保険の加入期間
によって変わります。
①自己都合の場合は、90~150日の期間となります。
|
1~10年未満 |
10~20年未満 |
20年以上 |
全年齢 |
90日 |
120日 |
150日 |
②会社都合の場合は、90日~330日の期間となります。
加入期間 年齢 |
1年未満 |
1年以上 5年未満 |
5年以上 10年未満 |
10年以上 20年未満 |
20年以上 |
30歳未満 |
90日 |
90日 |
120日 |
180日 |
– |
30~34 |
90日 |
120日 |
180日 |
210日 |
240日 |
35~44 |
90日 |
150日 |
180日 |
240日 |
270日 |
45~59 |
90日 |
180日 |
240日 |
270日 |
330日 |
60~64 |
90日 |
150日 |
180日 |
210日 |
240日 |
いかがでしたでしょうか。
今回は雇用保険の給付についてでしたけれども、
会社員で、いきなり会社の都合で仕事がなくなったとしても、手続きすれば0ということにはならないという点においては不安が無くなったのではないでしょうか。
もちろん起業している方だと、これには当てはまらないので、申し訳ないのですが…
ただ自己都合の退職についてはもう一点気を付けないといけないことがありまして、最長3か月の待機時間がかかります。
そのため、いきなりお金が支給されるというのは考えないほうが良いと思います。
常日頃からある程度のお金は万が一のために残しておきたいですよね。
間違えないよう気を付けて記載しているつもりですが、何か誤りなどありましたらご指摘いただけますと幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
また次回も来ていただけますと嬉しいです。
お相手は三冬月でした。