はい、三冬月と申します。
今回は「証券会社に口座作ったらNISAとかiDeCoとか見ることがあるけど違いが…」「3つとも見る機会があるけど、横文字で分かりにくい」
という方へのお話になっております。
私は英語とか苦手で、こういうものを見ると、ついつい苦手意識から遠ざけてしまうんですよね。
(英語がすごい苦手です……)
そんな私がNISA・つみたてNISA・iDeCoの3つについて「ざっくり」なお話をしていきます。
今回は「なんとなく違いが分かった」と思っていただけたら嬉しいです。
もしご興味・ご関心がありましたら、最後まで見ていただければと思います。
それでは今回のお話ですが、こちらの目次の順番でお話していきます
1.NISA・つみたてNISAとiDeCo
まずこの3つなんですけれども、iDeCoだけは切り離してお考え下さい。
つまりこんな感じです。
①NISA・つみたてNISA
②iDeCo
理由ですけれども、NISAについては「投資」を基準に考えているもので、iDeCoが「年金」を基準に考えられているものだからです。
そのため、この2つは別物と思っていただいたほうが、この後についてもわかりやすいと思います。
2.NISA・つみたてNISA
ではNISAについてお話していきます。
NISAは「小額投資非課税制度」というものになります。
これだけではわからないと思いますが、漢字からすると「非課税」の制度ということは、なんとなくお分かりになっていただけると思います。
では何が非課税になるのかというと、「売却益」と「配当金」の2つが非課税になります。
ちなみに、非課税ではなかった場合の「売却益」と「配当金」があった場合の課税率はわかりますでしょうか?
答えは20.315%です。
100万円の配当金があったら、20万3150円を国に税金として納めないといけないと考えると、非常に大きい制度だとわかりますね。
さて、次にNISA・つみたてNISAの違いになります。
表でまとまると、こんな感じです。
NISAは120万円を5年間なので最大600万円、つみたてNISAは20年間で最大800万円を投資できます。
投資先についても違いがあり、NISAは幅広く投資が出来るのに対して、つみたてNISAは予め金融庁が定めた条件をクリアしている投資信託になるので、報酬や手数料の高いものを選択肢から減らしている違いがあります。
なお、NISAとつみたてNISAは併用が出来ないので、どちらかを選ぶ必要があります。
3.iDeCo
次にiDeCoになります。
表でまとめると、こんな感じです。
状況によって変わる部分については、今回は違いの部分がテーマになるので割愛させていただきます。
改めてこのiDeCoが「年金」というところで考えていただくとわかりやすいと思います。
期間について年金を基準としているので、基本60歳までとなっていて、60歳以降に引き出せるようになります。
この年金を受け取るときには退職控除や公的年金控除、つまりは退職金や年金と同じ税金がかかります。
そしてこの年金の運用は国が行うのではなく、「あなた」が定期預金や保険、投資信託にお金を入れて運用していく老後資金計画というものになります。
4.最後に
今回はNISAやiDeCoについてお話していきました。
NISAについては「投資」iDeCoについては「年金」というところから考えていただいたら、2つがわかりやすいのかなと思います。
もし長期投資をお考えなら、NISAやつみたてNISAは一つの手段だと思いますし、iDeCoも年金形成の一つではないかなと思います。
私自身はNISAのほうを行っていて、iDeCoはやっていません。
三冬月がNISAにしている理由が、最初NISAだけでつみたてNISAがなかったことと、高配当投資を一つの資産形成にしているため、つみたてNISAよりNISAにしています。
あとiDeCoをやっていない理由は、NISAで投資しているとiDeCoに回すお金がないことと、収入が低いので所得税控除額が大きくないことからiDeCoはやっていません。
投資や年金等をいろいろ考えている方にとっては、一つの選択肢になると思いますので検討していただくメリットはあると思います。
今回のお話で「今まで違いが分からない」「こんがらがっていた」人が少しでも解消されたら嬉しいです。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
また次回も来ていただけますと嬉しいです。
お相手は三冬月でした。