はい、三冬月と申します。
今回は「節約は考えているけど…」「切り詰めるっていう節約が合わないんだよね~」
という方へのお話になっております。
私は節約を意識していなかった時は、全く支出の把握をしていませんでした。
でもあるときに、「収入は上がったのに、全然貯金が出来ていない…」ということに気がつきました。
それから支出を把握してみると、食費が非常に上がっていて、仕事が終わったらみんなと一緒に食べたり飲んだりしていたのが原因でした。
私以外にもこういった経験の方がいらっしゃると思い、今回は支出を把握していない方や、昔の私に対してのお話になります。
もしご興味・ご関心がありましたら、最後まで見ていただければと思います。
それでは今回のお話ですが、こちらの目次の順番でお話していきます
1.一般的な節約
世間一般的な節約というのは単純に「無駄を省く」や「支出を減らす」ということだと思います。
goo辞書で節約の意味を調べると「むだ遣いをやめて切りつめること」と出ますので、この解釈がほとんど当てはまっているかと思います。
例えば食費で考えると、外食だと2人で2,000円くらいかかるところを、家で作ることによって1,000円かからないようにするなど、支出額を減らしていくのがイメージしやすいと思います。
こういったように、お金を出費を減らしていくのが一般的な考え方ですね。
2.私が考える「節約」
まず結論から言ってしまいます。
私が考える節約は「支出計画の変更」です。
これだけではよくわからないですけど、簡単に言ってしまうと「支出額のここを減らし、ここを増やす」ということを考えるということです。
まずはこちらのグラフで説明をします。
このような支出をしている方がいたとします。
その方の悩みが「何かあった時の場合の資金を貯めておきたい」だとします。
そうしましたら、この中から減らせそうな金額を考えます。
例えば衣服・美容の金額が高いと感じたなら、この「衣服・美容」金額を減らして「貯金」金額を増やすということを計画するのです。
そうすることによって、貯金金額の計画が上がり、衣服美容の計画が下げられます。
あとはこれを目安に実行していくのを考えていくということになります。
これを行うにあたり考えていたほうが良いことがいくつかあると思います。
・予備費(これ通りにいかない場合の支出範囲)を設定しておく
・突発的なことは(事故・ご祝儀など)は諦める
・毎月1回は収支について把握し考える
やっていくと、その人の考えることが増えていくと思いますので、適宜見直していく必要があると思います。
3.優先順位をつける
私も「欲」や「不安」がいっぱいあります。
皆さんもいろいろあると思いますし、過去の私もいっぱいありました。
そのいろんな「欲」だったり「目標・やりたいこと」、「不安の解消」に優先順位をつけます。
例えば「老後が不安なんだけど…」という方でしたら、「貯金」や「投資」などが優先順位が高くなると思いますし、「これをやりたい」ということでしたら、やりたいことに対して「貯金」や「書籍などの購入」などになるのかなと思います。
私が支出の把握をしたときは、やりたいことがありました。
そのために学校に入って勉強したいという考え方から、貯金の優先度が高かった状態です。
今は老後も含め経済的不安から、投資の優先度を上げて支出計画を行っている状態となります。
「欲」や「不安」はだれでもいっぱいあると思います。
その優先順位をつけて支出計画を行うと、目標が出来るのでずれが少なくなるのかなと思っています。
私自身は「漠然と貯金したい」というときより、「こういう理由から貯金したい」とちゃんと意識した時のほうが、貯金額が上がりました。
あと「物欲」については、セーブ金額を決めるという意味で下げることをお勧めします。
この金額が高すぎると、一時の幸福度は上がるんですけど、長続きしないことが多いと思います。
4.まず何から始めたらいいのか
まずは毎月どれくらい使っているのかを把握することから始めたほうが良いですね。
つまり家計簿になります。
家計簿をつけている期間が長ければ長いほど、メリットが大きいです。
・突発的な支出が減ってくる
・家計簿をつけるのが日課になり苦にならなくなる
・漠然とした支出が減ってくる
実際に私が家計簿をつけていって感じたことですが、半年・1年くらいつけていると大体の支出が見えてきます。
しかも1年つけていると季節ごとでも把握したりできますね。
(冬が一番暖房などでお金を使うなど)
私が利用している家計簿はマネーフォアードMEというアプリです。
銀行・クレジットのカードの登録をすると、収支データを勝手につけてくれるので、あとは現金などで支払ったときにつけるだけ。
こういったものを使っていると、何か変な支払いが出た時に気づくきっかけにもなります。
個人的に結構おすすめですね。
そして把握してから、消費なのか浪費なのか投資なのかを考えながら、支出計画を練っていく感じですね。
この消費・浪費・投資で考えた時に、浪費をやめれば…と考えてしまう人もいるかもしれませんが、そうではありません。
例えば旅行とかほしいものの購入は、浪費に該当することが多いともいます。
そのため浪費が全くない状態になると、なかなか普段の暮らしが楽しくなるのは難しいと思います。
つまりはバランスを考えて、計画するのが大事です。
今回はここまでとなります。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
また次回も来ていただけますと嬉しいです。
お相手は三冬月でした。