はい、三冬月と申します。
今回は「高配当投資を考えているけど、どこに投資したらいいのか…」
という方へのお話になっております。
毎月ランキングを見ながら、三冬月なら購入を検討するのか、見送るのかをお話しています。
あくまでも私が四季報や、インターネット上で見ている範囲を基にお話をしております。
そのため、絶対に…とかそういうことはありません。
第三者から見た時、「こういう判断があるよ」という一つの参考にしていただければと思います。
ただ投資をされる場合は、最終的には自己責任になりますので、予めご了承いただきたいです。
それでもご興味・ご関心がありましたら、最後まで見ていただければと思います。
それでは今回のお話ですが、こちらの目次の順番でお話していきます。
こちらは2020年9月25日終値時点のランキング上位5つになります。
1.2914 日本たばこ産業
株価:1,955円
配当予想:154円
配当予想利回:7.88%
予想PER:12.13倍
実績PBR:1.36倍
まず結論ですが、三冬月なら新たに購入は見送ります。
理由ですが、5年間連続で純利益は下がってしまっている状態となります。
配当については現在154円となっていますが、2019年時点で配当性向78.5%となっています。
つまり純利益が上がらない限り、会社自体には利益がほとんど入らないことになることと、配当金が増える可能性が低いことがあります。
また、たばこの増税によって売上減少の可能性もあるため、現在購入は見送るほうが良いのではと考えています。
購入をしている方は売ったほうが良いのかと言われると、私はそのまま保有をしてもいいと思っています。
理由といたしましては、収支自体は安定していること、四季報では2021年予想では売り上げが回復する数字記載となっています。
配当が下がる可能性も考慮しなくてはなりませんが、保有する方法もあるというのが私の考えになります。
2.7638 NEW ART HOLDINGS
株価:649円
配当予想:50円
配当予想利回:7.7%
予想PER:202.81倍
実績PBR:1.23倍
まず結論ですが、三冬月なら新たに購入は見送ります。
年々収益が上がっていたのですが、今回のコロナウィルスの影響で売り上げがかなり減少しています。
まだ終息になる状態が見えないことを考えますと、もう少し様子見をしたほうが良いのではと考えています。
3.6104 芝浦機械
株価:2,254円
配当予想:199.3円
配当予想利回:8.84%
予想PER:-倍
実績PBR:0.63倍
まず結論ですが、三冬月なら新たに購入は見送ります。
配当金が199.3円となっていますが、これは6月に特別配当があったためになります。
現在の今後の予想は37.5円のため、1年間に換算しますと75円となります。
この75円で計算した場合、3.3%の配当利回りになり、低い予想となります。
四季報の予想では、次の予想がマイナスになっている点と、そのあとの予想にしても配当以下の収益の予想になっています。
そのため、75円も下がる可能性と配当利回り3%なら他の投資先が多くなることを考えると、現在購入する価値はないと考えています。
4.9434 ソフトバンク
株価:1,245円
配当予想:86円
配当予想利回:6.91%
予想PER:11.85倍
実績PBR:5.9倍
まず結論ですが、三冬月なら購入は見送ります。
理由としましては、ソフトバンクの上場2つ合わせると非常に有利子負債が大きいこと、配当性向が高いことです。
9434のソフトバンクでの有利子負債が5.5兆円になります。
9984のソフトバンクでは有利子負債が14.8兆円で合計すると20兆円となります。
子会社的位置で国内通信事業で上場していますが、全体で見た時の負債額が大きく感じ、何かあった時に一気に崩れてしまう可能性を考えてしまいます。
そして配当性向も昨年度85%となっているだけに、非常に大きすぎるように思えてしまいます。
もちろんこれは、考え方の違いではありますが、グループ全体がかなり攻めて運営しているので、攻める投資を行う場合は購入するのも1つかもしれません。ただ、私は安全も見ていきたいと考えているので、私の考えは見送りとなります。
5.8304 あおぞら銀行
株価:1,819円
配当予想:122円
配当予想利回:6.71%
予想PER:7.45倍
実績PBR:5.9倍
まず結論ですが、三冬月なら購入は検討できると考えています。
ただ気になる点もあります。
それは2012年から2018年までは安定した純利益を出していたのですが、2019年以降は減少していることがあります。
配当性向がおよそ50%を考えている会社と思われるので、配当金が減っていってしまう可能性はあると思います。
それ以外の部分については、大丈夫ではないかと思っているので検討とさせていただきました。
6.最後に
はい、今回は高配当投資についてお話していきました。
ランキング上位5つをお話していきましたが、参考になったなら幸いだと思っております。
最後に当サイトの注意事項ではございますが、こちらでは節約や投資情報のお話などを行っております。
実践していただいて損失が生じる場合がありましても、その責任を一切負いません。
最終的なご判断はご自身で行っていただきますようお願いいたします。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
また次回も来ていただけますと嬉しいです。
お相手は三冬月でした。