はい、三冬月と申します。
今回は「年金について不安」「今から出来ることって何かな…」
と考えている方へのお話になっております。
私自身も年金について不安ではあります。
でも知らないで漠然と不安というのは、改善自体も難しいですよね。
今回は年金を知る方法と、私の60台に向けて考えていることをお話していきます。
もしご興味・ご関心がありましたら、最後まで見ていただければと思います。
それでは今回のお話ですが、こちらの目次の順番でお話していきます
1.年金をどう考えるのか
年金について、不安があるという人は多いと思います。
「実際にどのくらい貰えるのかな~」とか、思ってしまうと思います。
でも私の考えは、「今の金額でとりあえず考えよう」と思っています。
さすがに未来はわからないですからね…。
ただ、今だったらどのくらい貰えるかを知っていれば、少なくても「将来この位は必要になりそう」という目安にはなると思います。
よく「2,000万円足りない」ってニュースなどで言われていますが、人によって違いますよね。
収入と支出がほとんど変わらない方なら、2,000万円まで無くても大丈夫だと思いますし、支出が高い人なら2,000万円でも足りないという方はいらっしゃると思います。
つまり年金が今だったらどのくらい入ってくるかを見ると、より具体的にいくら足りないかが見えてくると思います。
2.年金を知ろう
おおよその年金を出す方法は2つだと思います。
①自分で計算する
②日本年金機構のかんたん試算を使う
①自分で試算する
会社員の場合、年金は基礎年金と厚生年金で構成されています。
事業者の場合でしたら、厚生年金はありません。
(付加年金や国民年金基金などを加入はできます)
今回は会社員の場合の基礎年金と厚生年金を見ていきます。
基礎年金は、計算がしやすいです。
781,700×加入月数÷480で計算します。
ただ一点注意が必要なのは、免除期間と期間のみ加算がある人です。
・免除期間がある人は、免除内容によって割合が変わります。
・期間のみ加算がある人は、加入月数に含まれないため金額は増えない点です。
この2つがない人は、けっこう計算がしやすいと思います。
厚生年金は、計算が複雑で下記となります。
平成15年3月まで:平均標準報酬月額×0.007125×加入月数
平成15年4月以降:平均標準報酬額×0.005481×加入月数
こちらの計算式で計算するのですが、3月までのほうには一時的な金額や賞与が含まれないため、4月以降に換算すると、これくらいの割合ではないかということで4月以降より割合が高くなっています。
現在は32等級65万円までが限界なので、もしそれ以上貰っている方は現在の年収から差が大きくなりますので、ご了承ください。
例えば年収300万円、加入は20歳~60歳と考えた場合、こんな感じで計算します。(平成15年4月以降でのみ計算しています)
国民年金:781,700×480÷480=781,700円(満額)
厚生年金:260,000×0.005481×480=684,028円
合計:1,465,728(月額:122,144円)
ざっくり計算で約12万円くらいとなります。
②日本年金機構のかんたん試算を使う
日本年金機構のHPから登録をすると、後日ログインができるように手紙が送られてきます。
手紙が届いたらログインをして、「かんたん試算」を行うと、いくらくらい貰えるのかを試算してくれます。
こちらの目安のほうが今までの加入状態をより考慮してくれるので、おすすめではあります。
3.収入と支出を比べる
収入は前回のお話で分かってきたと思います。
この収入予定と今現在の平均の支出額を比べます。
例えば、収入12万円・支出15万円でしたら、3万円が足りないということになります。
私が何度もお話している「収入と支出の把握は必要」というのは、ここでも役に立ちますね(笑)
4.私の60歳に向けて考えていること
私自身は収支を比較した場合、数万円足りない状態となっています。
ここで考えているのが、資産形成であり投資となります。
私の場合は株式に投資をして、配当金で足りない分を補えないかな~と考え投資をしています。
その他に、5年分の支出額を貯金へ回し、繰り下げ受給を考えています。
これは65歳まで働いて、5年分を貯蓄のみで生活することを前提としているやり方になります。
年金について繰り上げ受給と繰り下げ受給が出来て、それぞれ金額が変わってきます。
繰り上げ受給をした場合は月に受給額が0.5%下がり、繰り下げ受給をした場合は月に受給額が0.7%上がります。
具体的にもらえる金額の差を比較できるようにした表が下記になります。
60歳から受け取った場合は76歳まではお得になるのに対して、70歳から受け取った時は81歳からお得になります。
75歳から受け取ることを考えない理由は、92歳以上でないとお得にならず、10年間の貯蓄は結構大変だと思っているからです。
(現在の平均寿命は男女ともに80歳代であることもあります)
今はこの2つを達成するために、1つ目の投資を行って年間の配当金を増やしている感じとなります。
現状の年金や、私の考えなどが参考になれば大変うれしく思います。
最後に当サイトの注意事項ではございますが、こちらでは節約や投資情報のお話などを行っております。
実践していただいて損失が生じる場合がありましても、その責任を一切負いません。
最終的なご判断はご自身で行っていただきますようお願いいたします。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
また次回も来ていただけますと嬉しいです。
お相手は三冬月でした。