三冬月と申します。
10月25日に「データから参考になること、知る必要性について」にて、世論調査から見えてくるものを考えてみようというお話をしました。
その中で借入金については、単身世帯19.3%、二人以上の世帯41.8%があるとの回答がありました。
そして借入金の使い道について、二人以上の場合は住宅や車などの購入資金を、単身世帯の場合は生活費や旅行レジャーが多いという回答でした。
そこで今回は、借入金をテーマにお話していきます。
最後まで見ていただければと思います。
それでは今回のお話ですが、こちらの目次の順番でお話していきます
1.借入金で生活している危険
皆さんは借入金について、どのようなイメージをお考えでしょうか。
「いざというときだけに助けを貰う場所」「生活のため」「利用したくない」など人によって考えが違ってくると思います。
私の考えは、企業の借入金は発展の要因、個人の借入金は衰退の要因と思っています。
企業が発展をする要因というのは、莫大な費用が掛かると同時にお金を増やしていく可能性があるのでお金を借り入れることも重要ですよね。
逆に個人の借入金はどうでしょうか。
借り入れたとしても、そのお金がより大きいお金になることはほとんどないと思っていますので、借り入れることをしないということが重要になるのではないでしょうか。
なぜ借り入れないことが重要になるかをお話しします。
例えばあなたが50万円を借り入れたとします。
利息部分だけを返済し、元金は常に50万円とした場合どのくらいの利子が発生すると思いますか。
契約などによって変わりますが、カードローンなら最大利息が年18%なので9万円になります。
9万円あったら「家賃・水道光熱費・通信費の支払」や「新しいことを始める資金」、「旅行などを楽しむ」など色々なことが出来ると思います。
その9万円を「利息・手数料」で失うのは、良いことが一つもないですよね。
そのため私は借入をしないほうが良いと考えています。
ただしここには例外があります。
それは「持ち家」や「車」などの資産になるものです。
賛否はあると思いますが、FPや経理上でも、土地建物は「資産」になっていますし、実際に詳しい方なら売却した場合に購入より高い金額で売れる人もいます。
私みたいに詳しくない方だと、購入時より安くなる可能性が非常に高いですが、30年~40年の場合を考えると持ち家のほうが安かったり、メリットがあるという点もあるので、先ほどの衰退には当てはまるというのは言いにくいと思っています。
2.賃貸・持ち家に関してのメリット・デメリット
では二人以上の借入金で多かった「住宅」の場合を考えてみましょう。
これについてはメリット・デメリットがあるので、これから購入を考えている人は一つの参考にしていただければと思います。
持ち家のメリット
・資産になる
・家賃がかからない(老後の資産形成)
・リフォームなどができる
賃貸のメリット
・引っ越しが気軽
・老朽化や地震などの影響による負担がない
・固定資産税などの支払がない
私が20代のころは持ち家を考えていましたが、今は賃貸のほうが良いのかなという考えです。
その理由は地震が起こってしまった場合、一部損になってしまうとローンだけが残るという可能性もあり得るからです。
もちろん高齢になると、賃貸してくれる場所も少なくなると思いますが、私個人としてはこの部分が怖いので現在は賃貸を考えている状態です。
3.状態にあった暮らしを考える
私個人として、支出の消費・浪費・投資を分けることが必要というのを何度かお話しさせていただきました。
そして借入金がある人・借入金は無くても余裕がない人・多少なりとも余裕が出来た人で状態にあった暮らしを考える必要があると思っています。
これはバビロンの大富豪という書籍からですが、借金がある人は「収入に対して、出費を7割、返済を2割、貯蓄を1割」にする。
こうすることによって、返済しながら貯蓄が出来ること、計画通りに返済していることから信頼を生むこと、そして自信につながることが書いてあります。
早く返済することによって、無駄な出費の手数料や利息を減らせるので、私はこういった基準を決めて行ったほうが良いと思っています。
借入金がなく余裕がない人なら、毎月決まった金額をまずは貯金してみましょう。
貯金の方法は、先に別の口座に入れるなどをして、その分を除いてしまう方法です。
例えば2万円なら年間で24万円の積立が出来ます。
24万円あったら、クレジットの支払を1回払い以外を選ぶ必要性が無くなりますし、何かあった時に少しのことなら耐えられるようになります。
そして多少なりとも貯蓄が出来た場合には、投資を増やしていくのも入ってくると思います。
例えば勉強などへお金を使い、スキルアップ出来たら収入面においても上がる可能性が出てきますよね。
それ以外にも投資信託や株式投資であれば、お金がお金を増やす可能性が出てくることにつながります。
私個人の考えになりますが、一つ一つ努力をするとステップアップが出来るようになって、一気に大金持ち…ということはありませんが、少しずつお金に困りにくい生活が出来るようになると思っています。
もしよろしければ、一つの参考に考えていただければと思います。
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4.最後に
今回は借入金をテーマにお話していきました。
借入をする場合に利息はどうしても大きくなってしまいます。
出来るだけ生活費や楽しむ目的では使わないようにしていきたいですよね。
そして利率が低い住宅などの高額なものについては、色々なメリットやデメリットがあるので、色々なことを考えて決断をしていただければと思います。
今回のお話はここまでです。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
また次回も来ていただけますと嬉しいです。
お相手は三冬月でした。